絶望した母を救ったある言葉

「もう死にたい。」

母は、父の突然の死を
受け入れることができなかった。


この体験談は、僕が27歳のとき
父が55歳という若さで
この世を去ったときの実話です。



父はもの凄く短気で、オラオラ気質。
血の気も多く、よくキレ散らかしていました。

毎日、酒を浴びるように飲み
タバコもよく吸っていました。

その上、ご飯はお菓子やラーメンばかり。
母が作った手料理に対して

「味が薄いんじゃ、ボケ!」

「こんなん食えるか!」


と、せっかく作ってくれた温かい料理を
一口だけ食べて、カップラーメンや
ポテトチップスを食べる日々。


平日は、2日に1回は飲み屋に出かける。

そんな【THE・不摂生】な父が
心筋梗塞で突然、この世を去った。

※ここから生々しい長文になるので、
気分が悪い方は、すぐに画面を消してくださいね↓

父が突然の他界

父が突然の他界

僕はその日、ちょうど仕事終わりに
いつもは鳴らないスマホが鳴った。

画面を見みると、母から電話。

『珍しいな。なんやろ』と、
思いながら電話に出る。

「お父さ…が!お父さんが!!」

「電話繋がったまま応答なくなったから見に行って!お願い!」

と、電話に出るなり、言葉を詰まらせながら
緊迫した声で母が叫んできた。

「ん?おとんがどないしてん?」

と、いつものようにしゃべる。


すると、母は

「とりあえず家見に行って!心臓かもしれん」

と、かなり焦った声で言葉をかぶせてきたので、

「オッケー。すぐ行くわ」

と、電話を切り、
僕は急いで実家に向かった。


10分ぐらいで、実家に到着。


すぐにドアを開け
リビングに入る…

すると…


受話器がブラーんとなったまま
父が、電話の前で倒れていた。

「おい!おとん!」

「どうしてん?」

と、僕は慌てて父に駆け寄った。

すると、すでに父は意識がもうろうとしながら、
心臓のあたりを握りしめていた。

「い…息が…でけへん。」

と、とにかく苦しそうな父を見て
すぐに家の受話器から119番をかけた。

救急隊員が電話に出るやいなや

「おとんが倒れてる!!」

「すぐに来て!はよ来て!!」

「大阪市○○にすぐに来て!!!」


と、震える声でパニックになりながら
でも、落ち着かないと
情報を伝えられないと思い
我を取り戻しながら
救急隊員とやりとりした。

「救急車が到着するまでに5分はかかります。」

と返答。

「とにかく急いできてください!お願いします!」

と、通話してる最中、
横に倒れている父を見ると…


口から泡を吹いて、顔面蒼白になっている。

電話ごしに救急隊員に状況を話す。

もう、父の意識が飛びかけてる。
目が上を向いていた。

その父に向って、励ますことしかできなくて
ずっと横について励ました。

「がんばれ!おとん!もう救急車来るからな!」

「あと1分で着くみたいやから!」


それから何分ぐらい経ったか
わからないが救急車が家に到着。

すぐに救急隊員にリビングに入ってもらう。

すでに、意識が飛んでいる父に
救急隊員が、電気ショックの装置を
持ってきて父に施す。

1回

2回

3回

父の意識は戻らない。


次に救急隊員が
「救急車で運ぶぞ!!」

そう言って、タンカーに父を乗せる。

「息子さんも一緒に乗ってください。中でご説明します。」

そのまま、救急車に乗り込み
病院に搬送されてる中、
救急隊員が神妙な面持ちで口を開く。

「心臓が鼓動しません」

「病院には搬送しますが…」

そのとき、僕は嫌な予感がした。
隊員の言葉の先を察してしまった。


僕は、すぐに母や兄弟に連絡し
病院を伝えた。

病院に着くと、
僕は待合で家族の到着を待った。

全員が揃ってしばらくして、
医者の先生から呼ばれた。

「一緒に着いてきてください。」

そう言われて、
向かった部屋は

『霊安室』だった。

そこには布をかけられた
父が横たわっていました。



その瞬間、泣き崩れる母。

兄弟も僕も泣きじゃくる。

まさか、あんなに嫌いだった父が
死んでしまい、こんなにも悲しくて
こんなにも虚しくて、こんなにも
愛おしく感じたなんて


人が死ぬって、なんてあっけないんだ。

『本当に死んでしまったのか…?』

(何か悪い夢でも見せられてるのか…)

と、何も考えられない状態だった。


すぐに、医者が切り出す。

「葬儀など準備の話があるので、誰に話をしましょう?」

と、まさに場の空気を切った言葉に
怒りを覚えそうになった。

母を見ると、泣き崩れたままで
話なんてできる状態じゃない。


一番、話ができるのが僕だったので、
代わりに僕が葬儀の段取りなど手配した。

とにかく忙しさもあり、
家族全員が悲しみに浸る時間があまりなく、
ある意味で助かった。

でも、父の葬儀がひと段落したぐらいに
母親の様子がおかしくなってきた。

精神的に不安定になり始め
夜にリビングで

「もう死にたい。」

と、僕の前でボロボロと泣き崩れた。


こんな、弱った母の姿を初めて見た僕は
ショックと共に強い不安を覚えた。

僕自身も、突然のことすぎて
受け入れることができなかったが…
母は父の死をまったく
受け入れることができなかった。

「こんなに苦しい思いして生きたくない」

そう、うつろに話す母に
その日から僕は、実家に泊まるようにした。

母を救った言葉は【真実の質問】

母を救った言葉は【真実の質問】

その日から母は、

「誰とも話したくない」

「もう仕事に行きたくない」


と、話し、かなり精神的にきていたので、
代わりに僕が職場に電話して
席だけ置いてもらう方向で
長期休暇という形にしてもらった。

それから、
僕の眠れない長い夜が続く。


僕は仕事に行くので、その間
母が家で一人になるから
仕事中も気が気じゃない。

仕事も定時に切り上げて
母にずっと寄り添い
自分の心の隙間よりも
母の心の隙間を埋めるのに必死だった。



夜中の2時に
ゴトッと音がするだけで
僕は飛び起き、母の部屋へ行き
安否を確認する。


夜中に突然、
首を吊る危険があったから。



僕は夜、リビングでずっと母に
こう語りかけた。

「死ぬことだけを考えないで」

「オレたちはオカンが死んだら悲しい」

「生きてたらきっと、生きててよかったを感じることもあるよ」

「もし、感じへんかったらその時は一緒に死のう」

「オカンは本当はどうしたい?」

「本当に死にたいだけが望み?」

「会社の人たちもめっちゃ心配してくれてんで」

「はやく会いたいって言ってたよ」


こんな励ましの言葉をかけ続けながら
徐々に母の心が開いていくのを感じた。

そんな状況が3ヶ月ほど続き
徐々に母も父の死を
受け入れられるようになったかは
わからないけど

母が

「仕事に復帰してみる」

と、言った。

いまでもこのときの
声や表情は鮮明に覚えてる。



どれだけ嬉しかったか。


どんなに安心したか。



その後、順調に母の心は回復した。

いまでは自分のやりたいことをやって
楽しそうに毎日を生ききってる。

母のような人だけじゃなく、
心に傷を負った人を救うには
寄り添いながら、
本質をつく質問を投げること
救えることを現実に学んだ。


この経験から
実践的な『傾聴力』を身につけた僕は、
その人が持つ本来の個性を活かしながら
人生の目的を明確にし
生きがいも見つけて
いけるようになりました。


もちろん、
ビジネスが好きなので
そのサポートもできます。

とくに、
売れ続けるための
ブラッシュアップが得意です。


関わってくれた皆さんが

「人生が変わった」
「仕事で大事なことを教えてもらった」
「人生で大切なことを気づかせてもらった」

「ひとりじゃないって素晴らしい」
「成長しながら支えてもらって人生が楽しい」

と、おっしゃってくれてます。


なぜなら、
僕は過去の絶望の経験から
這い上がってきた
何度でも立ち上がる力があり、
強い信念があります。


この感覚を共有できることも
僕のサポートのメリットのひとつ。

僕はいま、心から安心できる環境を自分で創り出し
やりたいことをやって
後悔しない人生を歩んでいける人を増やす!
ここを目指しています。


この活動を続ければ、
もっと人の本質に触れられる気がする。


僕は絶望の淵である言葉に救われました。

生まれつき、できそこないなんていない

価値のない人なんてこの世にいない


僕はこれからもこの言葉を信じ、
関わってくれた人が
本来の輝きを取り戻す姿を見て
この先もずっとこの活動を続けていきます。


誰がこんな自分語りの長い記事を
読んでくれるかはわからない。


でも、それを承知で書く。

書き続ける。


ひとりでもいい。
あなたに届けばそれでいい。


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最後に

この想いに共感し、
僕のサポートを
受けてくれた方が
どのように変貌したかも
記事にしてるので時間が許すなら
ご覧くださいね。


次は、あなたが輝く番です↓
クライアントが本来の輝きを取り戻した日

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